「あぁ。アリとキリギリスだよな、ほんと。」って、
最近ふと思った。
私たちは、つい
お金を得ることにばかり
時間を費やし、必死になる。
そうじゃないと、暮らしていけないし、
生きていけないと思っているから。
確かに、
どんなに家庭菜園に一生懸命になっても、
お金は得られない。
だけどね、今年、
今までやってきた以上に、
「もっと本気で畑仕事と向き合ってみよう」と思って
本職である企画作りや撮影、動画制作以外の時間は
全て畑仕事に 自分の時間を注いだ。
夏も、秋も、採れたたくさんの野菜は、
無駄にすることなく
上手に保存し、
冬もずっと食べられるように、
食べ物に困ることがないようにした。
ただ野菜を作るだけじゃなく、
保存作業にも時間をかけた。
すると、1年間、ほとんどスーパーに行かなくても
十分食べるものがあった。
そしたら、また新たに
見えてきたものがあった。
本職をおろそかにして畑仕事なんてしたら
暮らしていけなくなるって、
そう思ってた。
だけど、そうじゃなかった。
自分の力で
十分な食べ物を得られるようになると、
生活していくために
そんなにお金はかからないことに気づく。
むしろ、
お金を出して買うものより、
自分で土を育て、自分の種を使い
自分で1から育てた
愛のこもった本物の野菜を食べる方が
断然美味しい。
私が欲しいのは、
お金で得られるものじゃない、のだ。
その分、かなりの労力が必要になってくる。
これこそが、アリとキリギリスなんよ。
自分で大豆を育て、自分で味噌作りをしてみると
約2年分の量の味噌ができる。
菌が生きている
手作りの生きた味噌は、
腐らず、熟成されていくしね。
梅干しもそうだよ。
手作りした梅干しは、7年経っても腐らず
むしろどんどん美味しくなり、
いつまでも食べれる。
それって、めちゃくちゃ素晴らしいことだよね。
お米があって、野菜があって、味噌があって、梅干しがあって、
もうそれだけで十分で。
生きていくために稼がなきゃ稼がなきゃ!
って、
やりたくない仕事をする必要もない。
私は、
やりたくない仕事をして
興味もない人と毎日顔を合わせることほど
辛いことはない。
毎日自分の好きな仕事をして、
暮らすために必要なお金を稼げれば、
それで幸せ。
お金を生む仕事は、
やりがいのある、
自分の才能を活かした
自分だけにしかできない仕事を
していたい。
太陽を浴びて、土を触って、
風を感じて、虫の声を聴いて…
畑仕事は大好き。
私にとって自然と触れ合うことは
無くてはならないもの。
なんのストレスもない。
むしろ、とても気持ちいい仕事だ。
畑仕事と本気で向き合ったら、
私はもっと自由になった。
お金を生まない畑仕事をして
私はもっともっと豊かになった。
畑仕事だけじゃなくて、
味噌作り、梅干し作りが
当たり前に作れるようになって、
もう醤油まで作れるようになったら
もっと楽しいだろうなって🎵
そしてもっと
スーパーに行かなくなるだろうな(笑)
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