春から冬前まで、自然栽培で、
いろんな野菜を 一人前に作れるようになってくると、
『次のステージへ行く時ですよ。』と言われてると
直観で感じた。
春から冬まで、愛を注いで育てた
たくさんの野菜や豆を余すことなく、
その時期だけ豊かでいるのではなく、
「一年中豊か」であるためには、どうしたらいいのだろう??
と、たくさん試行錯誤し、
いろんなやり方で保存して、工夫して
食べてきたわけですが、
最終的には
”発酵食” に、辿りついた。
自分で育てた大豆を使って味噌作りをしてからというもの、
一気にインスピレーションが起きてきて、
(たぶん私は、ずっと前からこれをやっている気がするのだ)
本物の、発酵や菌のチカラは、
腐らずずっと美味しく食べれる、というだけじゃなく、
身体や心、魂までも変えていく、
”見えないエネルギーの集合体”であることに
気づいた。
それで、発酵食について勉強していたら、
中川仁さんの「縄文漬け」に辿り着き、
「私、この漬物を作りたい!」と
強く引き寄せられたんですね。
ですが、仁さんの縄文漬けの作り方は
一切ネットには載っていませんので、
(現在の日本からは抹消されている)
直接教わりにいくしか方法は無かったので、
⚫︎粕漬け、 ⚫︎糠漬け、の
2つのワークショップをそれぞれ受講してきました。

そこで仁さんが話してくれたのは、
「縄文漬けが人生を変えた」話でした。
縄文人だった頃の記憶が突然蘇り、
まったく作ったこともなかった漬け物を
勝手に体が動き、無我夢中で作り始め、
(作り方の記憶が鮮明に蘇ってきた、という)
自分で漬けた漬け物を食べ始めて1年が経った頃
病弱だった体がどんどん変わっていき、
体は完全に軽くなり、
深刻だった鬱病はすっかり治り
もう血液までも入れ替わった感覚になった、という。
それだけじゃなく、
家庭の経済状況も、家族関係も、
全てがどんどんどんどん良くなっていった。と
話してくれました。
腸を調和させることで、宇宙との調和が始まる、と。
じゃあなぜ「縄文漬け」なの?
普通の漬物と何が違うの?
ということについて少し書いていきます。
縄文漬けは、嫌気発酵のやり方で作ります。
今の日本では、”嫌気発酵”の漬け物は手に入りません。
これは戦後、
日本の食文化がどんどん破壊されたことで、
姿を消しました。
一般家庭でも、作る人はいなくなりました。
発酵には2種類あり、好気発酵 と 嫌気発酵 があります。
味噌や醤油は、好気発酵食になります。
嫌気発酵の縄文漬けは、
真空状態にすることで
野菜の表面に付着している乳酸菌だけが生き残り、
微生物たちが野菜の中の成分を分解するんですね。
この、嫌気発酵食と好気発酵食を一緒に食べることで
体の中の菌が爆発的に増えるようになります。
全てを無害化し、体の毒を出す。
体の中の菌たちが
バランスをとり始めるのです。
もともと、古代の日本人は、肉を食べてきていませんでした。
穀物+漬物+汁物中心、発酵文化でした。
(戦後、食文化が破壊され、肉食が当たり前になりました)
ですから、昔の日本人は
腸が長めで、発酵食に強い腸内細菌を持ち、
少量のタンパク質を効率よく使える体でした。
好気発酵と嫌気発酵で、
菌たちが体のバランスをとり始め
腸が微生物たちによって腸和されていくと、
肉を食べなくても、困らない体へと変化していきます。
昔々の日本人の体へと戻っていくのです。
現代の日本人の多くは、
自然からかけ離れ、ストレス社会で暮らし、
農薬や添加物、遠く離れた土地の物を食べ、
そもそも発酵食からも遠ざかり、
おまけに好気発酵食しか摂らなくなった日本人の腸は、
お腹の中の菌がいなくなってしまい、
全くデトックスが追いついていなく、
どんどん病気になる。
免疫力もなければ、精神までも病になり
どんどん生きづらくなる。
それが現代人には当たり前、の世の中となっている。
腸の破壊は、
現代社会の深刻な自然破壊にも繋がっているのです。
人間は、菌そのものであるのに、
自然や微生物たちに生かされている、ということにすら
もはや気づけないからです。
また、
「ヨーグルトで乳酸菌を摂ろう!」とテレビのCMで謳っていますが、
そもそも縄文漬けの乳酸菌と、ヨーグルトの乳酸菌は違います。
縄文漬けの乳酸菌は、
野菜由来の在来菌で、
土、水、手など環境で変わってくる。
多種多様な菌が共存し、
発酵はゆっくりで、深い。
ここにいる乳酸菌は、腸内の”生態系”に近い存在です。
腸内細菌と対話し、場を整え、
他の菌の居場所を作る。
市販のヨーグルトの乳酸菌は、
「外から入れる」「腸活の応急処置」という感覚だが、
縄文漬けの菌は、
内側を呼び覚まし、
すでにある力を取り戻す。
菌と一緒に生きる感覚を取り戻していく…
という感じです。
なので、「菌を摂る」ということではなく
「菌が活発に働ける体に戻していく」という感じです。
と、
漬け物の効果について長い話をしてきましたが、
発酵には”野菜に付着している微生物”がとても重要になってきますので、
だからこそ自然栽培した野菜にこだわる、わけです。
自分で作れたら、さらに良いです。
あなたの情報が入った、あなたのための”菌”だからです。
市販の野菜の多くは、
化学肥料が中心で、土壌微生物も乏しく、
農薬も使用されています。
市販の野菜には、ほぼ微生物がいません。
すると、発酵には不利なんですね。
発酵には「生きた時間」が必要なのです。
まだまだ話せることはたくさんありますが、
長くなりましたので、今回はここまでにします。
こんな難しい話をここまで読んでくださった人がいたら、すごいですね(笑)
あなたもぜひ、微生物や菌たちと、仲良くなってみてください。
観える景色が、どんどんどんどん
変わっていきますよ。

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