「人手不足だから助けてほしい…」と、
近所の人に頼まれて、ちょっとだけ引き受けた、
午前中の短期アルバイト。
自分の仕事だけでも本当に本当に忙しいのだが、
「1ヶ月だけなら…」と、
近所の人の頼みでもあるし、
ちょっとした興味もあって、引き受けた。
しかし、実際にやってみて
「ああ、やっぱり私はもう、古い世界には戻れないな」って
再確認した機会となる。
朝起きて、朝ごはんの支度をし、子供達の登校を見送り、
私の気分は今日も安定して良し。
午前中のアルバイトへ向かう。
しかし、今日は朝から
何やら上司が不機嫌だった。
そして、それを周りに撒き散らす。
口調も荒い上に、口も悪い。
関係のない人たちまで、その不機嫌は伝染し、
場の空気が荒れる上、
私も嫌な気持ちになる。
あぁ、この感じ、懐かしいな(笑)なんて思いながら、
昔の会社員時代を思い出す(笑)
事業主になってから、
そんな「空気に飲まれる」経験とは
おさらばしてたから、
余計に、違和感がすごかった。
私は今まで、
自分で道を選び、自分の責任で生きてきた。
誰かの不機嫌に振り回されず、
自分の機嫌は、自分で整えてきた。
そういう、自分が気持ちよくいられる環境を、
自分で築き上げて、
今がある。
それが、
どれだけ素晴らしいことだったか。
「やっぱり私は、もうあーゆー古い世界には戻らない。」
心からそう思えた機会になった。
実は、
明日から行かない、という選択肢もあった。
でも、一度「やります」と言った以上は、やりきる。
それは、自分のためでもある。
「誰が見てるか」じゃなくて、
「自分がどうありたいか」を大切にしたい。
こうして数日間だけでも
“会社員のような空間”に身を置いたことで、
私はより強く、
「自分の人生の主導権は自分で握る」
という覚悟が固まった。
やっぱり私は、自分のペースで、
自分の心に正直に生きたい。
自分の機嫌を大切にして、
まわりにいいエネルギーを届けられる人でありたい。
自分がどんな環境で、どんな人と、
どんな空気の中で働きたいか。
それを体で思い出させてくれた、
10年ぶりのアルバイト(笑)
一見、無駄に思えるような体験も、
「自分らしく生きる」ための
気づきに変えられる。
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