子供達も私も、田舎の春が大好き。
雪国の冬は、長い。本当に長い。
1年のうち、半年間は冬みたいなもんだ。
だからこそ、
春の訪れを感じると、
「やっっっとスニーカーが履けるぞ!(´;ω;`)」と
嬉しくて仕方がないのだ。
今住んでいる山は、私の故郷だけど、
かえでを産んだばかりの頃は、
数年間違う土地に住んでいた。
お店もたくさんあって、お買い物にも便利で
電車もあって、不自由なく暮らせる街だ。
違う土地で暮らして、
冬の短さに驚いたのを今でも覚えている。
だけど、
夏は蚊に悩まされるし、
空気も嫌いだったし、
水は驚くほどまずいし、
そこで採って食べた”ふきのとう”がすごく美味しくなくて
「あれ?!ふきのとうってこんなにマズイものだっけ?」と
びっくりしたのを覚えている。
車は毎日ブンブン通り、
常に排気ガスの匂いがする。
雨上がりの匂いは、
山で育った私には良い匂いでしかなかったのに…
ここはものすごい臭い!!
子供を遊ばせるにはわざわざ公園まで行かなきゃならないし、
人生で初めて、花粉症になった。(ずっと他人事だった花粉症…)
「よし、山に帰ろう。」と言って、
家族を引き連れ、今のこの場所に
帰って来たのだ。
山に帰って来てからは、
パパも私も、また花粉症とは無縁になったし、
今までほとんど笑ったことがなかった、喋ることもしなかった長男のかえでが
毎日近所の子供たちと外を駆け回り、
次第に感情豊かになり、
とっても元気な子に育った。
ほとんど口もきかず、感情を表に出さず、
乳幼児検診では保健師にまっっっったく喋ろうとしないので、
しつこいくらい保健師が家まで押しかけてきてた…。
どうしても「異常」のレッテルを貼りたいらしい。
今では、よく笑い、よく喋る。
どこにでもいる普通の男の子だ(笑)
自然の力は、人の心までも癒すのか。。と
本当に山に帰ってきて良かったと思った。
ここの冬は厳しい上に、長いが、
水は豊かで甘く、
やっと訪れた春に芽を出した
長い間雪の下にあったふきのとうは、
いい香りがして美味しい。
苦味はほとんど無く、甘いのだ。
まだまだこれからいろんな山菜が芽を出し始める♪
山菜を山から採ってきて食べるのも、春の楽しみだ。
先日、【鬼嫁とボクの日常。】チャンネルで
ふきのとう動画をアップしましたが、
我が家の春は、いつもこんな感じです。
鬼嫁とボクの日常の動画
山は最高。
今日もここまで読んでくれて
ありがとうございました!
凄いなあ
自分でしっかり責任をもって、やりたいことをする、パワーに驚かされました
元気をいただきました